どちらの学校も卒業論文の提出時期ですね。
論文製本に限らず、上製本に金や銀の箔押しで文字を
入れる場合、その文字の大きさに制限があるという事は
一般のお客様には、あまり知られていません。
仕事上、たずさわっていなければこんなことは、知らなくて
も当然だと思います。
箔押しで文字を入れるには、金属でできた活字 を1文字
ずつピンセット拾い、文字組みをして活字の版を作ります。
そしてこの活版で金や銀の箔を
専用の機会でプレスすることにより箔押し文字ができます。
活字はパソコンの ワープロ文字 とは違い、1ポイント刻み
で大きくしたり小さくしたりすることはできません。
活字は号数で大きさが決まっており、表紙などに文字入れ
する活字は、初号(16ミリ角)、1号(11ミリ角)、2号(8ミリ角)
、3号(6ミリ角)(概略寸法です)が一般的です。
そのため、お客様がワードなどで作った表紙の原稿を
プリントしてお持ちになったものと、同じ大きさやレイアウトで、
金文字の表紙を作る事は難しい場合があります。
学校、研究室ごとに、フォーマットが決まっている場合は、
極力合わせるようにいたしますが、文字数が多く1行で収ま
らない場合は2行にしたり、文字の大きさを1サイズ小さくしたり
など、ご相談させてもらいます。
※どうしてもお客様のワープロ原稿通りに作製の場合は
ワープロ原稿から 凸版という金型 をつくり箔押しする
方法もあります。
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